プロバイダを変更したらインターネットが使えなくなりました。
我が家はぷらら光というプロバイダを使用していました。それをマネーフォワード光に変更することにしたのです。
変更した理由は固定費削減です。
家計簿アプリマネーフォワードMEの、プレミアムスタンダードコース月額500円が無料になるからです。
注:マネーフォワード光 powered by USEN NETWORKSは、株式会社USEN NETWORKSが役務提供しているそうです。直接USEN NETWORKSに申し込むとマネーフォワードMEが無料にならない事もあるらしいので気をつけてください。
プロバイダとは
プロバイダーとは光回線などの回線を利用してインターネットに接続するためのサービスを提供している業者です。
プロバイダーの乗り換えとは、その業者を変えることです。プロバイダーの変更は回線を変えることとは別なので、光回線はそのまま使えます。
既にフレッツ光を利用しているので新しく光回線の契約をする必要も、工事をする必要もありません。コラボ光→コラボ光。
変更前に気を付けること
乗り換える事により、それまで使用していたプロバイダーのメールアドレスが変わります。
我が家はGmailを使用しているので、その点は問題ありません。
メールアドレスだけを利用できる契約もありますが、その分の料金はかかることになります。
また、乗り換え前のプロバイダーの解約日と、乗り換え先のプロバイダーでインターネット接続ができるようになる日をうまく調整しないと、インターネットに接続できない空白期間ができてしまいます。
しかし、そのことが良く理解出来ていない我が家は、空白の一週間を送ることになったのです。
その話から皆さんのヒントになることがあれば参考にして下さい。
失敗1 担当者から確認の電話がくる前に承諾番号をとる
プロバイダーの変更を決めた我が家は、早速マネーフォワード光の申し込みサイトで必要事項を入力して申し込みました。
数分後、仮申し込み受付のメールが来て、その後の手続きの案内が書いてありました。
先に承諾番号を取得する
乗り換えにあたり、契約中の光回線事業者より事業者変更の承諾番号の取得が必要です。
または電話連絡を待つ
とありました。
張り切っていた私はぷらら光へ連絡して、さっさと承諾番号をgetしました。
数日後、改めてマネーフォワード光の担当者から電話がありました。
- 今使用しているONU(光回線終端装置)とルーターの型番を調べておいて下さい。
- 現在使用しているプロバイダに連絡して、変更期日にIPv6接続を停止してもらって下さい。
IPv6とは、インターネットの接続機能の一つで、回線混雑による通信速度の改善が期待されているものです。
IPv6信号を受け取る側は一つしか受け取ることができないので、ぷらら光側が切断してくれるまでインターネットが使用できなくなる可能性が高いから、という理由です。
そこで、ぷらら光にその旨を伝えたのですが、「もう既に承諾番号を発行済みなので、こちら側から出来る事はないですね。日にちも指定できません。」と言われてしまいました。ガーン😨
承諾番号を取る前なら、ぷららv6エクスプレスを先に解除することができたかもしれません。(確認は取れていません)
失敗2 ルーターの買い替えが必要
ルーターがIPv6に対応していないので買い替えしなくてはいけないことが判明しました。
サブスク代節約の為なのに設備投資が必要だとは、、、。
思わぬ出費になりますが、ルーターが古いという理由なので、ここは時代に合わせて行くために購入。
ルーターに求めたことは
- 値段が10,000円以下
- バッファロー(初心者に優しいイメージ)
- Wi-Fi6対応
購入したのはこちら
Amazonがお安い!
Wi-Fi6とは?
Wi-Fiの規格のことで
最大通信速度が早い
回線の混雑に強く、複数の機器を同時に接続しても負担なく通信を行える
スマートフォンなどの接続機器のバッテリー消費を抑えて省エネ
などの特徴があります。
その恩恵を受けるには、Wi-Fi6に対応した機器が必要ですが、現在使用している機器もWi-Fi6対応ルーターにつながるので心配ありません。
ちなみに、iPhoneはiPhone SE(第二世代)、iPhone11シリーズから、
MacbookAirはM1チップ搭載から対応しています。
失敗3 ひかり電話の解約
この時点で我が家は、ひかり電話も契約していました。
ですが、全く使用していませんでした。
夫と私のそれぞれのスマートフォンで十分です。
これから先も使う予定は無いし、オレオレ詐欺や架空請求に巻き込まれるのは嫌なので、良い機会だと思って解約する事にしました。
ぷらら光に電話をかけたら、やはり「承諾番号発行後なので、新しいプロバイダで手続きして下さい」との事でした。
マネーフォワード光に連絡したら受付してくれたのですが、電話の変更はプロバイダ変更工事の翌々日になるとの事。
そして、ここで新たな問題が発生しました。
ひかり電話を使用している場合は、ホームゲートウェイというひかり電話用のルーターがONU(光回線終端装置)とルーターの間に接続されています。
最初の工事日にはホームゲートウェイに信号を送信するけれど、ひかり電話解約の後はルーターへ信号を送信するという事なのです。
いったい何日にホームゲートウェイを取り外せば良いのかわからず、とっても不安でした。
失敗4 余計なことを考えて何が何だかわからなくなる
プロバイダ変更当日。
半日経っても、1日経ってもインターネットには繋がりません。
マネーフォワード光のカスタマーセンターに電話すると、「既に信号は送信されています。前のプロバイダの影響があるのかも。」と言われました。
ひたすらインターネットが開通するのを待ちましたが、なんの変化もありませんでした。
そうこうしているうちに、ひかり電話の解約日になりました。
ホームゲートウェイを外して、新しいルーターを接続しました。
ちなみに、取り外したホームゲートウェイ(ひかり電話用ルーター)は後日NTTに返却が必要です。燃えないごみの日に出してしまわないようにご注意ください。
繋がらない。
半日待っても繋がりません。
ルーターのインターネットランプは一向に点きません。
点く気配すらありません。
このまま一生点かないのでは、という気さえしてきました。
マネーフォワード光に電話して再び信号の送信状況を信号を調べてもらいました。
「信号はエラーなくルーターへ送信されています。その先は、ルーターのメーカーにお問い合わせ願います。」
あぁ、今度はルーターとの戦いなのか。
もう、心が折れそうになりました。
が、もうひと頑張りと思ってネットで調べてみると、
接続のやり方が載っていました。
やっとのことで開通!!
やりました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
夢にまでみた(笑)INTERNETの緑ランプが点きました!!
まとめ
今回は、下調べもせずにさっさと承諾番号をとってしまったことと、ひかり電話の解約を急に思いついて実行してしまったことが、事態をややこしくした原因だと思います。
今や無くてはならないインターネット回線ですので、切断されていた日々は辛かったです。
もちろん5Gでスマートフォンは使えていましたが、動画はなるべく見ないように気をつけたり、会社でダウンロードしてきたりと面倒なことがいっぱいで、非常にストレスでした。
ただ、もし上手くいかなくてもいろいろな解決手段があるので大丈夫(ネット検索やカスタマーセンター)。
勇気を出して行動すれば、家計管理に役立ちます。
特にマネーフォワード光のカスタマーセンターは電話もすぐ繋がり、対応も丁寧で助かりました。
みなさんは、私のような失敗をしないでスムーズに移行出来ると嬉しいです。
その後 追記
その後はなんの問題もなく、インターネットを利用できています。
ぷららからは日割り分の利用料金と事業者変更承諾番号発行手数料3,300円(税込)の請求がきました。
解約しても6ヶ月間は以前のI Dとパスワードで利用照会が出来るので、請求が止まる月まではIDとパスワードは保管しておくと良いです。
マネーフォワードMEの無料のお知らせもメールで来ます。
スマホのサブスクで支払っている人、本サイトで支払いの契約している人、によって設定を変更する必要の有無があるようですが、きちんと説明されているので問題ありません。
ちなみに私は本サイトで支払契約をしていたのでなんの変更もせずに無料になりました。
紆余曲折ありましたが、今では快適な通信環境です。
プロバイダ代、ひかり電話代、マネーフォワードのサブスク代を減らすことができたので、頑張って良かったと思っています。
これからプロバイダの変更を考えている方の参考になったら嬉しいです。
スマホの通信費も考えてる方はこちら
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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