夫婦揃ってカレーが大好きです。
でも、カレーと聞いて思い浮かぶ自分の中のカレーって個人差があるんですよね。
私の実家のカレーは牛肉と玉ねぎを使ったスープがサラサラタイプのものでした。
夫の実家のカレーはジャガイモ、人参、玉ねぎ入りのぽってりとしたカレー。
結婚して夕食に私の思うカレーを出したら、夫は無言になりました。
作ってもらっているのだから文句は言えないけど、自分が食べたかったそれとは違う、、、。
そんなところだったと思います。
そんな夫の気持ちを感じて、
「あなたの食べたいカレーを作るわね。」と言う可愛い奥さんなら良いのですけど、
なんか私の実家の味を否定された気がしてムッとして険悪ムードになったのも今は良い思い出です(^-^)
チキン無水カレー
あれからン十年。
世の中にはいろんな種類のカレーが出回ってきて、本格的なスパイスも手に入りやすくなりました。
お店のカレーはやはり家庭では出せない味だわと、唸ります。
カレー東京100名店(食べログ)などを見て食べ比べをしても楽しいかも。
意外と、近所にあるインド人経営のカレー屋さんがめちゃくちゃ美味しくてびっくりする時もあります。
そして、家庭でもいくつか調味料を工夫すれば、本格的で美味しくなると思います。
新婚の頃の私に言ってあげたい。頑張れば、美味しいカレーが作れるようになるよ(^^)
基本のスパイス
クミン
カレーの香りの中心となるスパイスの一つです。クミンをベースに加えることで、カレーらしいエスニックな風味になると思います。
スパイスカレー作りではもちろん、お肉を焼いたりする料理の時に振りかけただけてとっても美味しくなります。
コリアンダー
クミンと併せてカレーの香りの中心となるスパイスです。爽やかでスパイシーな、優しい香りが魅力となっています。市販のカレー粉やカレールウなどに入っていることも多いです。
コリアンダーがパクチーと同じだと初めて知った時はびっくりしました。
コリアンダーが英語でパクチーはタイ語だって知ってましたか?
中国では香菜(シャンサイ)。日本ではカメムシソウと呼ぶこともあるらしいです。
カメムシソウって、、、、^^;
ターメリック
食欲をそそる黄色い色に仕上げられる、カレーの色づけスパイスです。香りはそれほど強くありませんが、土っぽい独特の匂いがあります。色素の成分が油に溶けやすいので、油と合わせて調理すると良いです。
サフランが高いのでサフランライスにしたい時、ターメリックで色付けする時もあります。
ウコンの種類の一つで、秋ウコンと呼ばれています。クルクミンというポリフェノールの一種がこの黄色い色の正体です。
この3種類を入れるだけで随分と本格的になると思ってます。
材料 2人分
- 鶏もも肉 1枚
- 玉ねぎ 1個
- 塩 もも肉の1%
- ニンニク 1個
- クミン 小さじ1
- コリアンダー 小さじ1(あれば)
- ターメリック 小さじ1(あれば)
- バター 20gくらい
- 市販のカレールー 適宜(玉ねぎからどのくらい水分が出るかで調整)
- ソース 味わい深くするために少しだけ
- ガラムマサラ 夫が好きなので仕上げに入れます
「むきにんにく」というものを買ってみました。皮を剥く手間が省けて嬉しい。
2片で1パックの個包装になってます。これで99円。
作り方 (無水料理ができるお鍋を使います。私はル・クルーゼを使用。18cmです。)
①お鍋に油をひいてスパイスを焦げないように炒めます。
②薄切りにしたにんにくと玉ねぎを炒めます。
③玉ねぎの量が減ったら鶏もも肉をキッチンペーパーでよく拭いてから上に乗せます。
④全体にまんべんなく塩をもみつけます。その上にバターを乗せます。
蓋をして弱火で1時間。
玉ねぎだけでこんなにたくさんのスープが出ております。
朝活はここで一旦終了。仕事に行ってきます!!
これで、仕事から帰ってからの支度がウンと楽になるのです。
⑤お鍋を温めて、市販のカレールーを溶き入れます。
私が今回使ったのはこれだけ。2個です。
使いかけのルーの保存には真空パックがおすすめ。匂いも気になりません。
⑥ソースとガラムマサラで調味して出来上がり。
パプリカパウダーとかカイエンペッパー、チリパウダー、、、お好みのスパイスがあれば、どんどん複雑な味になっていきます。
鶏肉を長時間煮込んで作ったのでホロホロです。
お玉で簡単に鶏の身がほぐれます^ ^
新玉ねぎのスライスサラダとキャロットラペが本日の副菜。
なんとなく、めでたい配色。
今では色々なタイプのカレーを二人で楽しんでおります。
今日も楽しい夕食でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました( ◠‿◠ )
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